2020年07月28日
『一枝のゆめ財団』が開催する「低周波鍼通電セミナー」を受講してきました!
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私が取り入れている治療法の1つに「低周波鍼通電」があります。
これは鍼先が刺入された筋肉内に電流を流し、筋肉の収縮と弛緩を繰り返させることで普通の鍼よりも筋肉内に流入する血流量をアップさせ、愁訴の改善を図るものです。(全ての人が適応にはなりません。刺激に弱い方や循環器疾患をお持ちの方には使用しません)
実は鍼灸学生時代、この療法を教えてくださった坂井友美先生が『一枝のゆめ財団』で低周波セミナーを開かれていることを知り、初心にかえり受講してきました。
坂井先生は現在は東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科 教授であり、頸椎症をご専門にされている先生です。私が坂井先生の授業を受けたのはもう15年も前のことです(笑)
この時期、坂井先生のセミナーを受けたことで、必要な知識をアップデートし、施術者としてひとまわり成長できました。鍼灸手技の的確さはもちろんですが、心構えを再確認しました。
- 鍼灸の適応と限界を理解し、病態の把握と説明を的確にすること。
- 派手さや流行を追求するのではなく、エビデンス(科学的根拠)に基づく考えをもつこと。
- 自分がされて不快なことはしないこと。
医療として当たり前のことですが、あまね鍼灸マッサージ室にいらっしゃる患者さまに、上記のことをお約束いたします。
なお、『一枝のゆめ財団』は治療室も運営しており、京浜東北線の赤羽駅から徒歩10分ほどにあります。よく患者さまから「あまねさんまで遠くて通えない人がいるんだけど、東京の方で良い治療院はない?」と質問を受けるのですが、『一枝のゆめ治療院』をおすすめします。