2018年05月29日
「脳疲労」「慢性疲労」をやっつけよう!
ブログ
いつも「脳疲労」「慢性疲労」でぐったりしていませんか?
『疲れ』ってなんでしょう?
疲れは身体や気持ちに負荷がかかり続けた時に、身体や気持ちのパフォーマンスが一時的に低下してしまうことです。
疲れが溜まると「疲れてるから休んで!」と体から「症状」というサインが出て来ます。
例えばこんなサイン達。心当たりのある項目が多いほど疲れが慢性化していて注意が必要です。
〜身体的症状〜
・肩こり
・腰痛
・頭痛
・倦怠感
・日中の眠気
〜精神的症状〜
・イライラする
・やる気が出ない
・食欲不振
・不安になる
・記憶力や集中力に欠ける
・刺激に対する反応が遅くなる
特に現在ではITの普及で良く「脳を使う」時代に変わり、疲れる部位も『肉体』→『脳』へ大きく変わりました。
脳疲労によって心配される病気は肥満や生活習慣病、うつ病や神経症などが挙げられます。
そして脳疲労が小さいほど仕事への生産性が高く、健康や美容上の悩みが少ないことが分かっています。
文部科学省の疲労研究班によれば、疲労による経済損失は年間1.2兆円と言われています。
「脳疲労」のメカニズムはどのようになっているのでしょう?
⑴まずはストレス・情報過多により細胞で大量の酸素が消費されます。
↓
⑵同時に細胞に取り込まれなかった活性酸素が発生
↓
⑶活性酸素が細胞を障害します
↓
⑷細胞から老廃物がでてきます。
↓
⑸老廃物が疲労因子となり脳へ疲労シグナルを送り、疲労感が発生します。
現代医療では「疲れ」がたまると唾液中に「ヒトヘルペスウイルス6型」が増えることが分かっています。このヒトヘルペスウイルスは誰しもが持っているウイルスで、疲れると約10倍増え、休むと減少するのですが、慢性疲労になると休んでも増えたままになってしまうそうです。
このヒトヘルペス6型は脳の前頭葉、側頭葉に潜伏感染しており、ストレスと疲労で再活性し、うつ状態を引き起こします。このことから現代医療でも「脳疲労」「慢性疲労」を回復させることは大切と言えます。
それでは東洋医学では「疲れ」をどう診るのでしょう?
東洋医学ではもともと内臓の「肝・心・脾・肺・腎」が持っている「元気」が消耗し、疲れが発症すると考えています。
・肝労は精神的刺激を受けて肝気の損傷によって出る疲れで、「物がはっきり見えない」「両脇にひきつるような痛みが出る」などの症状が出ます。
・心労は心を安定させるエネルギーである心血の損傷によって出る疲れで「不眠」「心悸亢進(すごくドキドキする)」などの症状が出ます。
・脾労は食事の不摂生や憂慮によって脾を損傷して出る疲れで「肌肉のやせ衰え」「手足のだるさ」「食欲不振」などの症状が出ます。
・肺労は肺が損傷されることによって「咳」「胸の膨満感」「背中の痛み」などの症状が出ます。
・腎労は過度の性欲や骨が弱って腎気が損傷して出る疲れで「腰痛」「寝汗」などの症状が出ます。
疲れをためないために日常生活ではどんなことに気をつければ良いでしょう?ポイントは3つあります。
⑴抗酸化成分を積極的にとり、体内の活性酸素を除去する。
抗酸化成分は緑黄色野菜に含まれるビタミンA・C・E、牛乳、チーズ、大豆、バナナ、魚などの食品に多く含まれています。
⑵森林浴をする。
樹木からは「フィトンチッド」という化学成分が発散されています。この成分はストレスの緩和と作業効率の低下を抑える効果があることも分かっています。
⑶物事をポジティブに捉える。
ポジティブ思考は免疫力をアップするのと同時に、ネガティブな思考は活性酸素を生むことも分かっています。
なぜ鍼灸マッサージは『脳疲労』『慢性疲労』に対して有用なのでしょう?
鍼灸は活性酸素を除去する抗活性酸素酵素を増やすことが分かっています。
つまり、細胞を活性酸素の攻撃から守り、細胞からの老廃物を減らし、
そして、抗酸化力が高まり、「心の不安状態」が減ることも分かっています。
マッサージには心地よさとリラックスを与える副交感神経の機能を優勢にする働きがあります。
この2つの効果から鍼灸マッサージには「脳疲労」と「慢性疲労」に対して有用なのです。
『脳疲労』『慢性疲労』に対するあまね鍼灸マッサージ室での治療は「各内臓の気が流れるルートに対して気を補う」ことを目的にして行います。
気が虚している内臓のルートは皮膚温度が低下していたり、ザラザラしていたり、へこんでしまっています。そこに手を留めて気が行きわたるように治療していきます。鍼やお灸をすることによって温度が上がり、皮膚が滑らかになり、ふっくらしていきます。この兆候を捉えることによって「気が至った」ことを確認します。
特に肩甲骨周り、腰周り、足関節からふくらはぎ周りに重点的に鍼灸をすることが多いです。
また、マッサージはゆっくりと頭、お顔、足裏を重点的にアプローチしていきます。マッサージの途中で眠られる患者様も多くいらっしゃいます。
「疲れたまま」で放っておかず、元気に質の高い生活を目指してみませんか?
あまね鍼灸マッサージ室ではお話をよくお伺いし、その方にあった全身治療をしております。
お気軽にご相談ください。
『疲れ』ってなんでしょう?
疲れは身体や気持ちに負荷がかかり続けた時に、身体や気持ちのパフォーマンスが一時的に低下してしまうことです。
疲れが溜まると「疲れてるから休んで!」と体から「症状」というサインが出て来ます。
例えばこんなサイン達。心当たりのある項目が多いほど疲れが慢性化していて注意が必要です。
〜身体的症状〜
・肩こり
・腰痛
・頭痛
・倦怠感
・日中の眠気
〜精神的症状〜
・イライラする
・やる気が出ない
・食欲不振
・不安になる
・記憶力や集中力に欠ける
・刺激に対する反応が遅くなる
特に現在ではITの普及で良く「脳を使う」時代に変わり、疲れる部位も『肉体』→『脳』へ大きく変わりました。
脳疲労によって心配される病気は肥満や生活習慣病、うつ病や神経症などが挙げられます。
そして脳疲労が小さいほど仕事への生産性が高く、健康や美容上の悩みが少ないことが分かっています。
文部科学省の疲労研究班によれば、疲労による経済損失は年間1.2兆円と言われています。
「脳疲労」のメカニズムはどのようになっているのでしょう?
⑴まずはストレス・情報過多により細胞で大量の酸素が消費されます。
↓
⑵同時に細胞に取り込まれなかった活性酸素が発生
↓
⑶活性酸素が細胞を障害します
↓
⑷細胞から老廃物がでてきます。
↓
⑸老廃物が疲労因子となり脳へ疲労シグナルを送り、疲労感が発生します。
現代医療では「疲れ」がたまると唾液中に「ヒトヘルペスウイルス6型」が増えることが分かっています。このヒトヘルペスウイルスは誰しもが持っているウイルスで、疲れると約10倍増え、休むと減少するのですが、慢性疲労になると休んでも増えたままになってしまうそうです。
このヒトヘルペス6型は脳の前頭葉、側頭葉に潜伏感染しており、ストレスと疲労で再活性し、うつ状態を引き起こします。このことから現代医療でも「脳疲労」「慢性疲労」を回復させることは大切と言えます。
それでは東洋医学では「疲れ」をどう診るのでしょう?
東洋医学ではもともと内臓の「肝・心・脾・肺・腎」が持っている「元気」が消耗し、疲れが発症すると考えています。
・肝労は精神的刺激を受けて肝気の損傷によって出る疲れで、「物がはっきり見えない」「両脇にひきつるような痛みが出る」などの症状が出ます。
・心労は心を安定させるエネルギーである心血の損傷によって出る疲れで「不眠」「心悸亢進(すごくドキドキする)」などの症状が出ます。
・脾労は食事の不摂生や憂慮によって脾を損傷して出る疲れで「肌肉のやせ衰え」「手足のだるさ」「食欲不振」などの症状が出ます。
・肺労は肺が損傷されることによって「咳」「胸の膨満感」「背中の痛み」などの症状が出ます。
・腎労は過度の性欲や骨が弱って腎気が損傷して出る疲れで「腰痛」「寝汗」などの症状が出ます。
疲れをためないために日常生活ではどんなことに気をつければ良いでしょう?ポイントは3つあります。
⑴抗酸化成分を積極的にとり、体内の活性酸素を除去する。
抗酸化成分は緑黄色野菜に含まれるビタミンA・C・E、牛乳、チーズ、大豆、バナナ、魚などの食品に多く含まれています。
⑵森林浴をする。
樹木からは「フィトンチッド」という化学成分が発散されています。この成分はストレスの緩和と作業効率の低下を抑える効果があることも分かっています。
⑶物事をポジティブに捉える。
ポジティブ思考は免疫力をアップするのと同時に、ネガティブな思考は活性酸素を生むことも分かっています。
なぜ鍼灸マッサージは『脳疲労』『慢性疲労』に対して有用なのでしょう?
鍼灸は活性酸素を除去する抗活性酸素酵素を増やすことが分かっています。
つまり、細胞を活性酸素の攻撃から守り、細胞からの老廃物を減らし、
そして、抗酸化力が高まり、「心の不安状態」が減ることも分かっています。
マッサージには心地よさとリラックスを与える副交感神経の機能を優勢にする働きがあります。
この2つの効果から鍼灸マッサージには「脳疲労」と「慢性疲労」に対して有用なのです。
『脳疲労』『慢性疲労』に対するあまね鍼灸マッサージ室での治療は「各内臓の気が流れるルートに対して気を補う」ことを目的にして行います。
気が虚している内臓のルートは皮膚温度が低下していたり、ザラザラしていたり、へこんでしまっています。そこに手を留めて気が行きわたるように治療していきます。鍼やお灸をすることによって温度が上がり、皮膚が滑らかになり、ふっくらしていきます。この兆候を捉えることによって「気が至った」ことを確認します。
特に肩甲骨周り、腰周り、足関節からふくらはぎ周りに重点的に鍼灸をすることが多いです。
また、マッサージはゆっくりと頭、お顔、足裏を重点的にアプローチしていきます。マッサージの途中で眠られる患者様も多くいらっしゃいます。
「疲れたまま」で放っておかず、元気に質の高い生活を目指してみませんか?
あまね鍼灸マッサージ室ではお話をよくお伺いし、その方にあった全身治療をしております。
お気軽にご相談ください。